子どもたちが学園でどのような生活をしているかを紹介いたします。
時間割
遠方から通ってくる子のために、月曜日は11時から始まります。
プロジェクト
小学校
*いきもの&クラフト
*ひらおだいファーム
*とことんひらおだい
中学校
*平尾台くらしの研究室
*テアトル平尾台
*グローカル・グループ
基礎学習
「ことば」「かず」の時間があります。
抽象的な学習材も使われるぶん体験学習の比率は低くなりますが、自己決定と個性化の原則はつらぬかれます。できるだけプロジェクトと結びつけて学習するようにしています。
プロジェクトの中でこんなシーンがありました。タレ作りで、大さじ25杯を量らなければなりません。大さじ1杯が15ccと気が付いた子どもたちは、15cc×25をすることで25回も数えながらやらずにすむ方法を見出したのです。基礎学習の中で学んだことを、実際に必要となった場面で使いこなす子どもたちの適応能力の高さに驚かされます。
自由選択(チョイス)
グループで、あるいは集団でおこなわれる活動が多いのが特徴です。具体的には、版画、音楽、クッキング、バドミントンなど、体育や図画工作、音楽に関するものが多くなっています。子どもは、メニューから学期ごとに選んで参加します。
ミーティング
週1回開かれる全校ミーティングでは楽しい計画や困っていることなどを学校のみんなで話し合います。子ども大人も同じ1票です。ミーティングは、右の図に示す、基本三原則の自己決定および体験学習の交わった部分となります。ミーティングは自由学校の成否を左右するたいせつなカギとなっています。
ユースフルワーク
朝8時55分から9時5分までの10分間で行います。ひとりひとつみんなの役に立つ仕事を引き受ける時間です。壊れたものの修理やそうじ、生き物や植物の世話など、自分たちの身の回りの仕事をしています。
行事
はじまりの会
新年度のはじまりと、あたらしい仲間が増えたお祝いの会です。
校庭でみんな輪になってあつまり、行われます。今年はどんなことがあるのかと、笑顔いっぱい、ワクワクする楽しい会です。
うんどう会
北九州子どもの村の運動会です。
綱引きや玉入れなどよく見かける競技から、オリジナル準備体操など、毎年いろいろな競技を楽しみます。
学校の子ども達はもちろん、弟や妹、卒業生、学校の大人や保護者のみなさんまでみんなで参加してつくります。
1年のおわりの会
1年のおわりの打ち上げと、卒業生の卒業を祝う会です。1年間した活動をまとめてみると「いろんなことをしたんだなあ」としみじみ感じます。
そして、1年のおわりの会のメインイベントは、やはり卒業を祝う会。卒業にあたって、一人ひとりが今の気持ちを自分の言葉でみんなの前で話します。それぞれが、いろんなことを体いっぱいで体験して学び成長したと感じられる瞬間です。