学園長より

堀 真一郎

きのくに子どもの村学園学園長(京都大学教育学部卒、元大阪市立大学教授)

北九州子どもの村小学校は、1学年の定員が12名の小さな学校です。

しかし、山椒は小粒でもピリリと辛(から)い。この学校は、とにかくすごく変わった学校です。どこが変わっているかというと、まず子どもたちがいろいろなことを決めます。学習計画も行事の立案も話し合いで決まります。

次に一人ひとりの違いや興味が大事にされます。個性が尊重され、広い範囲のさまざまな学習や活動ができます。

さらに本やドリルの勉強よりも、じっさいにつくったり、調べたりする活動(プロジェクト)が時間割の半分を占めています。

ひとことでいうと、自己決定個性化体験学習の三つがキーワードです。

子どもたちはめちゃくちゃに元気で、忙しくいろいろなことに挑戦しています。その元気な様子は、何度もマスコミで紹介されてきました。海外のテレビや新聞にも登場したことがあります。ぜひ、一度おいでください。