教育目標「自由な子ども」
どの子にも感情・知性・人間関係のいずれの面でも自由な子どもに育ってほしいと願っています。
感情面の自由:不安や自己嫌悪などから解放され、いきいきとしていると同時に、自身と自己肯定感を持って生きる子に育ってほしい。
知性面の自由:生活の中から見つけた具体的な問題に取り組み、知識た技術を創造しながら、知的探求の態度と力を伸ばしてほしい。
人間関係の自由:心理的に自立した個人として、ほかの人々とふれあう喜びをあじわい、人間関係の術(すべ)を学んでほしい。
学校法人きのくに子どもの村学園は北九州を含め、全国5ヶ所で小学校、中学校、和歌山県では高等専修学校を運営しております。学校法人と名のついているとおり、国から「学校法人」の認可を受けた正式な学校です。自由学校や自由な学校と呼称されていることから、特殊な学校と見られることが多いようですが、文部省指導要領で認められた範囲で時間割を作成しております。
自由な子どもを育てるための原則として、「自己決定」「個性化」「体験学習」を学園の基本原則として掲げています。
自己決定の法則
子どもがいろいろなことを決め、自分の入るクラスも選べます。プロジェクトの活動や行事は、子どもと大人の話し合いで決めていきます。自分の入るクラスが選べます。全校集会や寮のミーティングなど話し合いをよくします。
体験学習の法則
直接体験や実際生活が学習の中心になっています。
本やドリルの勉強よりも、実際に作ったり調べたりする活動が重視されています。知的探求としての体験学習は、さまざまな方面の学習への展開の可能性をゆたかに秘めています。
個性化の原則
一人ひとりの違いや興味を大事にします。
学年にとらわれないで、ひろい範囲のさまざまな学習や活動が選べます。